甲信越

KOSHINETSU

概要

清里や八ヶ岳などの高地は避暑地として人気

日本海側は豪雪地帯。スキーやスノーボードで人気

伝統文化や歴史ロマンを感じる観光地も

地理

最も人口が多い都市は、新潟市。そのほか、長野市、長岡市(新潟)、松本市(長野)、上越市(新潟)、甲府市(山梨県)が主な都市です。3県とも、面積の約8割を森林に覆われる自然豊かな地域。山梨県は日本一の標高を誇る富士山の観光でも人気です。
新潟から東京までは新幹線で約2時間半、甲府から東京・新宿までは特急電車で1時間半程度です。

自然

日本海側と内陸部で気候が異なり、さらに標高によっても気温や天候に差があります。新潟県は日本でも有数の豪雪地帯。反対に内陸部では、冬の降水量が少なく、晴れが多い傾向にあります。
標高の高い清里や八ヶ岳などのエリアは夏の避暑地として人気がある一方、甲府市などの盆地では暑くなりやすく、日中の気温は40℃に迫ります。

観光&文化

甲信越地方は、富士山をはじめ標高の高い山や深い森が多く、夏は登山客、冬にはスキーやスノーボードの客で賑わいます。
また、古くから人が住んでいる地域もあり、歴史的な観光地や伝統文化も見られます。
山梨県は日本で人気の戦国武将・武田信玄公のゆかりの地として有名です。4月の命日には「信玄公祭り」が開催。武将姿の人々が街を歩く様子は、「侍の最大集合記録」としてギネス世界記録に認定されています。
新潟県は江戸時代に新田開発が積極的に行われました。環境整備が進められ、現代では作付面積・収穫量・農業産出額ともに日本一(2019年)。外国人からも人気のせんべい、おかき、あられなど、お米から作られる菓子の生産額も新潟県が国内トップです。

外国人コミュニティー

中国、台湾、オーストラリアからの訪日客からはスキー・スノーボードで人気のエリアです。ほかの地域と比べると訪日・在留の外国人ともに多くはありませんが、観光地では、英語など外国語の対応が進んでいます。