2023.06.14 up

G7の指導者たちが広島平和記念資料館を訪れました!

5月19日から5月21日までの3日間の日程で開催されたG7サミットは成功裏に終わりました。広島で行われたサミットでは、主にロシアとウクライナの紛争に焦点が当てられ、ウクライナのゼレンスキー大統領もロシアによる自国への進攻を阻止し、支援を求めるために会議に参加しました。G7諸国はウクライナへの支援を示すとともに、戦争を継続するロシアを非難する声明を発表しています。

G7 Hiroshima | Photo by : G7 Summit Photo
平和記念公園行事|写真 : G7 Summit Photo

会期中、G7の各首脳は広島平和記念資料館を訪れました。この資料館は第二次世界大戦中の広島への原爆投下の悲劇を伝えています。この訪問の目的は、特にロシアが核兵器の使用を検討しているという脅威に対し、核戦争は有効な選択肢ではないことを強調するためです。G7の首脳は共に協力して核兵器の使用を完全に廃絶することを目指す「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」を表明しています。

訪問中、G7の首脳は広島平和記念資料館のゲストブックにメッセージを残しました。
メッセージの一部を引用します(仮訳は外務省のもの)。

「この資料館で語られる物語が、平和な未来を築くことへの私たち全員の義務を思い出させてくれますように。世界から核兵器を最終的に、そして、永久になくせる日に向けて、共に進んでいきましょう。信念を貫きましょう!」
– アメリカ合衆国大統領ジョー・バイデン

「多数の犠牲になった命、被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩に、カナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。貴方の体験は我々の心に永遠に刻まれることでしょう。」
– カナダ首相ジャスティン・トルドー

日本の岸田文雄首相は「歴史に残るG7サミットの機会に議長として各国首脳と共に『核兵器のない世界』をめざすためにここに集う」と書き記しました。

引用元:
日本語 https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page1_001692.html
英語 https://www.mofa.go.jp/ms/g7hs_s/page1e_000682.html