日本・インドネシアの文化交流イベント「Jak-Japan Matsuri 2024」がジャカルタ・スナヤンで開催!
2024.09.26 up

日本・インドネシアの文化交流イベント「Jak-Japan Matsuri 2024」がジャカルタ・スナヤンで開催!

9月14日(土) から15日(日) にかけての2日間、ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムの東駐車場広場でジャカルタ日本祭り(JJM)が開催されました。在インドネシア日本国大使館やジャカルタ特別州政府などの支援により行われているこのイベントは、2009年に開催された第1回JJMから「Indonesia & Japan Always Together」をメインテーマに掲げており、日本とインドネシアの市民交流や相互理解の促進に貢献しています。一時は新型コロナウイルスの影響で実施が見送られていましたが、2022年に再び開催され、日本文化が好きなインドネシア人の憧れを満たすことができました。

Jak-Japan Matsuri 2024 ジャカルタに日本祭り 2024
Jak-Japan Matsuri 2024の会場の雰囲気

JJM 2024で日本を探索しよう

来場者は2日間のイベントで日本文化をより深く知ることができたほか、さまざまな体験を通じて日本にいる気分を味わいました。「Menjelajahi Jepang」のコーナーには、沖縄県、福岡県、岐阜県、愛知県、北海道など、日本の都道府県や市を紹介するブースが出展されていました。

さらに「文化交流活動エリア」と「スポーツ活動エリア」では、多種多様な体験コーナーが実施。「文化交流活動エリア」では、染織美術館のバティックショートコースやSaputangan によるインドネシアの竹楽器・アンクルンの演奏をはじめ、書道や折り紙づくりなどが体験できました。また、インドネシアのエイサー団体である U-maku Eisa Shinka Indonesiaによる、段ボールから太鼓を作る体験コーナーも注目を集めていました。「スポーツ活動エリア」では、大縄跳び大会やパン食い競争のほか、アジア甲子園やガルーダ野球ソフトボールクラブによる野球教室、Jリーグのサッカーチーム・湘南ベルマーレによるフットボールクリニックなどが開催されました。

ステージでの見事なパフォーマンスを楽しもう

今年のJJMでは、Soken Festとのコラボレーションイベント「Cosplay of Champions Competition」、「Creative Cosplay Competition」、「Kira Kira Uta Ani-song Competition」が開催されました。多くの来場者は、アニメや漫画に登場するキャラクターのコスプレを通じて自分の趣味を表現していました。

メインステージでは、ダンスカバーパフォーマンスからアイドルグループ、ソリスト・デュオ、バンドによるステージ、オーケストラ演奏に至るまで、地元インドネシアと日本からさまざまなミュージシャンが出演し、両国のポップソングを披露。また、大江戸助六流ジャカルタ太鼓、アンクルン&アルンバを演奏するSaputangan、U-maku Eisa Shinka Indonesia、Kizuna Melody UAI、和太鼓弁天、ジャカルタジャパン吹奏楽団なども登場し、会場は大いに盛り上がりました。ステージ周辺では、インドネシア・よさこい・オールスターやShin Dorama Project、Colorful Sai、Angelina Ballet Studioがパフォーマンスを披露し、来場者を楽しませました。

インドネシアと日本の有名なアーティストがステージに立つと、JJM 2024の盛り上がりは最高潮に。初日はBatten Girls、Serina、Fatin、Jam Heads、JKT48による特別パフォーマンス、2日目は歌手の加藤ひろあきさん、動画クリエイターのそこらへん元気さん、日本のボーイズグループ・DXTEENのコラボによる見事なパフォーマンスやお神輿のパレードなどで締めくくられました。

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DXTEEN

神輿パレードは見逃せない!日本・インドネシアの食を味わえる“グルメ天国”も

日本の祭りの象徴であるお神輿のパレードは、今回のイベントでも見逃せません。会場内を練り歩く小さなお神輿は多くの来場者の注目を集め、大人の男女だけでなく、子どもたちも楽しませました。

会場には日本とインドネシアの食べ物や飲み物を販売するブースも数多く設けられ、グルメ愛好家にとっての“天国”となっていました。来場者はたこ焼き、ラーメン、寿司、餃子など、さまざまな日本料理を試食。また、インドネシア料理を味わいたい外国人の来場者のために、クラック・テロール、ナシ・ゴレン、アシナン (甘酸っぱい浅漬けサラダ) も用意されていました。

JJM 2024は大盛況のうちに終了。アニメ・漫画や日本文化を愛するインドネシアのファンをはじめ、多くの人々に感動をもたらしました。来年の開催にも期待が寄せられています!