目黒寄生虫館

どんなところ？

目黒寄生虫館は、医学博士 亀谷了(1909-2002年)が私財を投じて1953年に創設した寄生虫学専門の研究博物館です。国内外から集められた約300点の液浸標本や学術資料を含めた、6万点以上の寄生虫標本と関連資料を収蔵しています。1階では「寄生虫の多様性」をテーマに、様々な動物群に属する多様な寄生虫の姿を標本や動画などで紹介しており、2階では「人体に関わる寄生虫」をテーマに寄生虫のライフサイクルや、私たちヒトが感染した場合の症状、日本の寄生虫学研究の歴史などについてわかりやすく解説されています。館内のミュージアムショップでは、Tシャツ・小物類などのオリジナルグッズや関連書籍などが人気で、公式サイトのオンラインショップからも購入することができます。なお、入館料は無料ですが、博物館の運営維持のため積極的に寄付を募っています。