ハラミュージアムアーク

どんなところ？

原美術館ARCは、東京・品川の原美術館の別館として昭和63年に開館し、その後2021年に原美術館（東京・品川）と統合した現代美術館です。群馬県の上毛三山のひとつである榛名山麓の高原に位置しており、「建築界のノーベル賞」とも言われるプリツカー賞を2019年に受賞した建築家・磯崎新によって設計されています。黒いシャープなフォルムを持つ木造建築は、草間彌生のミラールームに代表されるように、展示室全体を使ったダイナミックな作品が鑑賞できるのが魅力です。昭和25年以降の国内外の作品約850点を所蔵しているほか、現代美術の「原美術館コレクション」を中心とした展覧会や草間彌生、束芋の大型インスタレーション、東京の原美術館より移設された奈良美智、宮島達男、森村泰昌らの作品などをご覧いただけるほか、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」では国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」と現代美術の競演をお楽しみいただけます。また施設周辺には、動物とのふれあいを楽しめる「伊香保グリーン牧場」、名門ゴルフコース「伊香保カントリークラブ」、古くから湯治場として知られる「伊香保温泉」、水澤観音の名で親しまれる「水澤寺」などのレジャースポットもあり、アートと共にゆったりとした休日のひとときをお過ごしいただける美術館です。