12月1日は「カイロの日」
12月1日は「カイロの日」です。
使いすてカイロのメーカー46社によって設立された、日本使いすてカイロ同業界(現:日本カイロ工業会)の10周年を記念して制定されました。
12月は使いすてカイロの需要がピークを迎える月のため、最初の日付であるこの日が記念日に定められました。「カイロの日」には使いすてカイロを配るキャンペーンや、カイロの正しい知識を普及させる活動が行われています。
カイロは日本生まれの保温具で、石を温めて懐に入れる「温石(おんじゃく)」がルーツとされています。明治時代には木炭の粉末などから作った灰を袋に詰めて金属容器の中で燃やす「懐炉灰(カイロ灰)」が使われていましたが、1978年に袋から取り出して空気に触れさせるだけで温かくなる「使いすてカイロ」が商品化されると瞬く間に普及。小さいサイズや衣類などに貼り付けるタイプ、靴下用のもの、キャラクターがデザインされたものなど商品の幅が広がるにつれ、「冬の必需品」として日本人の生活に定着しました。