2024.11.05 up

11月5日は「津波防災の日」

11月5日は「津波防災の日」です。
2011年3月11日の東日本大震災を教訓に制定された「津波対策の推進に関する法律」により、津波対策について国民の理解と関心を深めることを目的に定められました。

日付は、1854年11月5日に安政南海地震が起こった際、津波の襲来に気付かない村人たちを避難させるために、庄屋の濱口梧陵が自身の稲の束に火をつけて火事を起こし、消火をしに高台に集まった村人たちを救ったとされる逸話「稲むらの火」が由来しています。

前述の東日本大震災では、東北地方の太平洋沿岸を襲った津波によって多くの人命が失われました。こうした悲劇をくり返さないためには、一人一人が津波の特性を理解し、迅速かつ適切な避難を行うことが重要です。