11月4日は「いい刺しゅうの日」
11月4日は「いい刺しゅうの日」です。
全国の刺しゅうに関する業者が加盟する日本ジャガード刺繍工業組合によって、より多くの人が手刺しゅうや機械刺しゅうなどのさまざまな刺しゅうに関心を持つきっかけとなってほしいという想いから制定されました。
日付は、「いい(11)刺(4)しゅう」の語呂合わせにちなんでいます。日本では古くから「縫い目には呪力が宿る」といわれており、子どもの健やかな成長を願い着物の背中に刺しゅうを施す「背守り」などの風習がありました。
また、京都府京都市で作られる繊細で優雅な「京繍(きょうぬい)」や無地の布地に下絵を描いて刺しゅうをする石川県金沢市の「 加賀繍(かがぬい)」、空間を楽しめる入れ方が特徴の東京都伝統工芸「 江戸繍(えどぬい)」といった、日本各地の伝統技法も存在しています。