10月17日は「貯蓄の日」
10月17日は「貯蓄の日」です。
1952年に、貯蓄増強中央委員会(現:金融広報中央委員会)が発足した際に記念日として制定されました。
日付は、天皇がその年の新穀(初穂)を三重県の伊勢神宮に供える五穀豊穣の感謝祭「神嘗祭」の日が由来となっています。収穫への感謝を込めて行われる神嘗祭の趣旨を引き継ぎ、勤労の実りであるお金を大切にし、貯蓄への関心を高めて増進を図ることが目的とされています。
日本には、その日得たお金を翌日に持ち越さず使ってしまう江戸っ子の気性を表した「宵越しの銭は持たない」という言葉がありますが、これは江戸時代に火災が多く、財産を家に置いていても燃えてなくなってしまうという事情が関係していました。現在は銀行の定期預金や資産運用などさまざまな貯蓄方法があるので、安心して資産を蓄えられることができます。