Anime Festival Asia Indonesia 2024がジャカルタで開催
5月3日から5日、ジャカルタのジャカルタコンベンションセンターにて、ポップカルチャーイベント「Anime Festival Asia Indonesia 2024(AFA ID 2024)」が開催されました。2018年以降約6年ぶりの開催となったAFA IDには、多くのアニメ・マンガファンが会場に訪れました。
イベントには、国内外問わず数百人ものクリエイターやコスプレイヤーが集まるだけでなく、日本のアイドルグループによるライブ公演も開催されました。イベントに訪れた人々は、クリエイターが制作したアニメ・マンガ作品やイベントゲストのグッズを購入したり、ライブに参加したりと楽しいひと時を過ごしました。
ステージブースは、Akiba Stage、Day Stage、Concert Stageの3つのステージに分かれ、様々なライブが行われました。Akiba Stageには日本からDEAR KISS、禁断の方程式、僕達は誰でしょう、虹のコンキスタドールといったアイドルグループがイベントに参加し、多くのファンを魅了しました。また、地元インドネシアからもJKT48等のアイドルグループがステージに立ち、様々なパフォーマンスを披露して会場は大いに盛り上がりました。
約6年ぶりの開催となったAFA ID 2024。イベントの参加者にインタビューをしたところ、その多くが今回が初参加のようでした。人気RPGゲームの登場キャラクターのコスプレをして参加した Lunaさんは、「AFA IDには今回が初めての参加でしたが、ポップカルチャーに興味を持っている人がたくさんいるので、とても楽しいです!」と興奮を隠せない様子でした。
新型コロナウイルスCOVID-19のパンデミックが起こった後、インドネシアでも多くのアニメファンが日本のイベント参加を諦めていました。今回のイベントに参加したコスプレイヤーの Seraさんは、「とても興奮しています。最後にこのイベントに参加したのは私が高校1年生の時で、まだコロナウイルスのパンデミック前でした。だから、今年AFA IDが開催されることを知った時はとても嬉しかったです」と数年ぶりの開催を喜んでいました。
2日目と3日目には、Day StageとConcert Stageで様々なイベントが行われ、特に大きな盛り上がりをみせました。Day Stageでは、最新アニメの上映会やトークショー、コスプレイヤーの伊織もえや声優の高田憂希によるファン交流会などが実施されました。また、Fan Meet World Tour in Asiaを開始している人気コスプレイヤーHAKKENの交流会も同時に開催。多くのファンで賑わいました。
Concert Stage では、映画『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』の主題歌を担当しているT.M. Revolutionの西川貴教と玉置成実によるライブや、日本のアニメ主題歌のみが歌われるコンサート『I LOVE ANISONG』が行われました。さらに、3日目には日本のレーベル会社SACRA MUSICのアーティストが集う『SACRA MUSIC FES』が開催され、ClariS、ASCA、Who-ya Extendedなど所属アーティストがパフォーマンスを披露しました。
AFA IDは翌2025年の6月にも開催を予定しています。