9月28日は「パソコンの日」
1979年(昭和54年)のこの日、日本電気(NEC)がパーソナルコンピュータPC-8001(PC-8000シリーズ)を発売した。これがパソコンブームの火付け役となり、PC-8000シリーズは3年間ほどで約25万台を売り上げた。同社を代表するシリーズの一つで、数多くのソフトウェアや周辺機器が販売された。また、販売は日本だけでなく外国でも行われた。その後、PC-8800、PC-9800シリーズが発売された。
「PC」は「パーソナルコンピュータ」の略である。日本で「パーソナルコンピュータ」という言葉が使われたのも、このPC-8001が最初である。当時は「マイクロコンピュータ」の略称である「マイコン」がこれらのコンピュータの通称となっていたが、NECは以降「パーソナルコンピュータ」、略称「パソコン」を商標に据え一般に定着させていった。