7月21日は「日本三景の日」
7月21日は「日本三景の日」です。1643年に儒学者の林春斎が、松島・天橋立・宮島を卓越した三つの景観として著書『日本国事跡考』に記したのが始まりです。その林春斎の生まれた日にちなみ、日本三景観光連絡協議会が7月21日を「日本三景の日」と制定しました。
松島は、宮城県の景勝地です。大小数々の小島が織りなす松島湾の光景は、古くから「歌枕の地」と知られています。江戸時代の俳人・松尾芭蕉は、その代表作「おくのほそ道」の中で、松島の美しさをたたえています。
天橋立は、京都府宮津市の観光地として有名です。砂州と約8,000本の松林が作り出す風景はまさに絶景。その光景が、まるで「天にかかる橋」のようだということで、天橋立の名がつけられました。
広島県の宮島には、世界文化遺産として登録されている「嚴島神社」があります。宮島は、古くから神々が宿る霊山として信仰の対象となっていました。シンボルとも言える大鳥居は特に有名です。