2021.11.05 up

そろそろ日本は冬支度。
日本人必須のあったかグッズ

10~11月にかけて日本の平均気温はガクッと下がります。気象庁によると、2020年9月の平均気温は24.2度なのに対し、10月は17.5度、11月は14.0度と、2か月で10度以上も下がることが分かります。そんな寒さに備えて準備するのがこの季節。冬を乗り切る日本のあったかグッズを紹介します。

冬は家族でコタツ&ミカン

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コタツ(炬燵)は、暖房器具のついた低いテーブルです。熱を逃さないようフトン(布団)をかけて使います。中にはちゃんと腰掛けられるように床を掘り下げた掘りコタツという種類もあります。日本では秋になり気温が低くなると、多くの家でコタツを出し始めます。冬の味覚であるミカンをコタツで食べるのは、日本の誰もが経験しているでしょう。

カイロをもてば、お出かけの時もポッカポカ

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寒い日の外出で忘れることができないのがカイロです。不織布や紙製袋の中に、鉄の粉と食塩などといった酸化促進材が入っており、鉄が酸化する際に出る熱を利用して温まります。日本では17世紀頃から原理は変わらず現在も使われているという、携帯用の暖房グッズです。熱が冷めたら捨てることになるので、秋には大量のカイロを買って用意しておくことが多いです。

ホットカーペットで、冬の間も足元は温か

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ホットカーペットは電気カーペットとも呼ばれています。電源コードがついたカーペットです。コンセントにつなぐとに内蔵された電線が温められ、カーペット全体が温かくなります。日本は室内で靴を履かないため、足元を直接温めるカーペットが重宝されるのです。秋が深まる前に、コタツとセットで室内に置く家が多いです。

11月は冬の一歩手前。日本では冬に備えて、秋に様々な暖房グッズを用意するのです。