春になれば、きれいな花を咲かせる『桜』。
古くから日本で愛されており、日本を象徴する花となっています。
1000年以上前から、日本では桜の花を見て楽しむ『花見』が行われてきました。
そのため、日本各地には必ず桜の名所があります。
今回は、東京にある桜の名所『上野公園』の桜を紹介します!
約800本もの桜が並ぶ上野公園
上野公園は、東京台東区に位置する日本最初の都市公園です。
正式名称は『上野恩賜公園』と言います。「恩賜(おんし)」とは、天皇から与えられたことを意味します。かつて皇室が管理していた土地を、後に東京都が管理するようになったので、この名前が付きました。
そんな上野公園には、約50種類、約800本もの桜の木が植えられています。春になると多くの桜の花が咲くので、東京でも人気の桜のスポットになっています。
上野公園内にある『さくら通り』。道の両側に多くの桜の木が並んでいます。
少し進むと、そこには大勢の人が!
桜のシーズンだけでも、毎年200万人以上の人が訪れる上野公園。今年も海外からたくさんの観光客が来て、日本の桜を楽しんでいます。
上野公園にある桜の品種は約50種類。桜の種類によって形や色が違います。
桜を見ながら宴会!
日本の花見の特徴は、なんといっても桜の木の下で行う宴会です!
桜の木の下に友人や家族と集まって、お弁当を食べたり、お酒を飲んだりします。
海外には、外でお酒を飲むことが禁止されている国もあるので、このような風習はとても珍しいです。
上野公園の宴会場は大盛り上がり!
新型コロナウイルスの影響で、花見をしながらの宴会は禁止されていましたが、今年は4年ぶりに宴会が解禁されました。
日本人だけでなく、日本に住む外国人も、桜を見ながら宴会を楽しんでいます。
会場に近くには、たくさんの屋台が並んでいます。
「たこ焼き」や「焼き鳥」は、宴会でも人気のメニューです!
花見は春の一大イベント!テレビの取材が来ることも珍しくありません。
日本の桜があなたを待っています!
海外からも愛されている日本の『桜』。
地域にもよりますが、東京の桜は4月下旬まで楽しむことができます。
あなたも、日本でお花見してみませんか?