広告やアート、スマートホンに至るまで、私たちの生活はグラフィックデザインに囲まれています。数ある日本の美術館から、グラフィックデザインの展示が特長の施設をピックアップ。本格的なグラフィックデザインを学べる学校と共に紹介します。
アドミュージアム東京
視聴ブース「4つのきもち」 アドミュージアム東京
「いつも、あなたに、新しい発見を。」を掲げ、総資料数約32万点を誇る広告の博物館。江戸時代からの広告史を学ぶことができます。ポスター・新聞・雑誌など紙媒体の広告はもちろん、テレビCMやラジオCMといったデジタル広告も充実しており、企業CMからは当時の戦略を伺うことができます。
CCGA現代グラフィックアートセンター
外観 公益財団法人DNP文化振興財団
大日本印刷が設立した福島県須賀川市の美術館。版画工房タイラーグラフィックスとアメリカ現代美術の画家が共同制作した作品や国際的に高評価の日本現代グラフィックデザインを観賞できます。江戸時代の銅版画家・亜欧堂田善の出身地であり、初心者向けの版画工房や経験者向けに工房開放をしています。
富山県美術館
オノマトペの屋上 富山県美術館
20世紀初頭から現在に至る美術の流れを世界・日本・富山の3つの視点で観賞できる美術館。見る・創る・学ぶといった双方向の美術を体感できる施設で、巨匠や現役デザイナーの作品展示の他に作家の公開制作もあります。公式ホームページでは、今まで行われた展覧会ポスターを閲覧することができます。
デジタルハリウッド大学
デジタルコミュニケーションを学ぶ日本で唯一の単科大学です。コンピュータを利用して創り出すことに重きを置き、映像、アニメ、webデザイン等のデジタルコンテンツと、企画・コミュニケーションの専門領域におけるクリエイティブ表現、IT技術、ビジネス手法を学びます。また、国際社会に向けて発信しいていくための英語力も養います。
多摩美術大学
「社会に新たな価値を生み出すクリエイター」の育成を目指す美術大学です。2006年には、所属学科や学年の枠を超えて学ぶことができる実践型・参加型の科目(Project Based Learning)が開講され、異なる専門スキルを持った学生同士で学びを広げることができます。
東洋美術学校
より実践的な職業教育に取り組んでいるとする『職業実践専門課程』に、クリエイティブデザイン学科及びインダストリアル学科が認定された職業実践専門課程認可校です。4年制と2年制の昼間部に加え、1年制の夜間部があるなど、自己の条件に合わせて学ぶことができます。