本間家の4代光道が別荘として建設したものを美術館として開放。
本館「清遠閣」、池泉回遊式庭園の「鶴舞園」、「美術展覧会場」から構成。
2012年には国の名勝に指定!
当館は、約1.7haの敷地に本館「清遠閣」、池泉回遊式庭園の「鶴舞園」および「美術展覧会場」から構成されている、歴史あふれる美術館です。清遠閣と鶴舞園は、元々本間家の4代光道が1813年、庄内藩主酒井侯の庄内巡検の休憩所として別荘を建設し、明治以降、皇族や政府の高官、文人墨客を招待する迎賓館として利用していた建物を、1947年に美術館として開放したものです。清遠閣は、茶室「六明蘆」を備えた京風書院造り2階建の構造となっており、鶴舞園は、鳥海山を借景にした池泉回遊式で、赤や青、色彩豊かな景石を配し、池を中心として園路が巡っています。庭園南側は里山、北側は深山幽谷を表現し、人里までの景観をコンパクトに表現しています。清遠閣2階からは、地形の変化に富んだ池泉庭園の全景を俯瞰することができるなど、その意匠、構成は非常に優れています。所蔵作品・展示作品は、本間家に代々伝わる美術品を主にしており、中には「伊勢物語」(伝民部卿局写本)など、国指定重要文化財も数点含まれています。館内には、大正ロマンを偲ばせるシャンデリアや手漉きガラス窓のほか、重厚な欅造りの階段など見どころが盛りだくさんです。春には白ツツジが咲き、青々と緑が繁る夏、紅葉の秋、そして雪景色の冬と、四季折々に美しい佇まいを堪能していただけます。2009年のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは鶴舞園が2つ星の評価をいただき、2012年、国指定名勝となりました。
施設名 | 本間美術館 |
電話番号 | 0234-24-4311 |
郵便番号 | 998-0024 |
住所 | 山形県酒田町御成町7-7 |
営業時間 | [4~10月]9:00~17:00[11~3月]9:00~16:30 |
休業日 | [12~2月]火曜・水曜、年末年始 |
駐車場 | 50台 無料 |
アクセス | 【電車】羽越本線酒田駅より徒歩5分 【車】山形自動車道酒田ICより車で10分 |
入館料 |
[大人]1000円[高大生]450円 ※4月7日より変更 [大人]1100円[高大生]500円[中学生以下]無料 |
併設施設 | SHOP(グッズ・お土産)、 カフェ |