2026年02月19日

日本人を悩ませる春の大敵「花粉症」とは?

春の訪れとともに、多くの日本人を悩ませる「花粉症」。日本の国民病とも呼ばれる病気ですが、実は日本で暮らし始めたインドネシアの方々の中にも、その症状に苦しむ人が少なくありません。この記事では、花粉症の基礎知識や対策をご紹介します。

写真:Adobe Stock

花粉症とは?

花粉症は、植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギー疾患です。主な症状としては、鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどが挙げられます。最もメジャーなのは、2~4月に飛散ピークを迎えるスギやヒノキによる花粉症ですが、初夏にはイネ科、秋にはブタクサといった草の花粉によるものもあります。

原因になる植物
春(2~5月)スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
夏~秋(5~10月)イネ科(カモガヤ、ハルガヤなど)
秋(8~11月)ヨモギ、ブタクサ、カナムグラなど
写真:Adobe Stock
主な症状

くしゃみ・鼻水、鼻づまり、目のかゆみ・充血、せき、のどのかゆみ・いがらっぽさ、肌荒れ、頭痛など

風邪とは何が違うの?

花粉症と風邪の症状はよく似ています。しかし、鼻水の状態や症状が強く出るタイミングなどに着目すれば、どちらかを見分けることが可能です。

症状花粉症風邪
鼻水の状態透明、サラサラ黄色っぽい、ネバネバ
くしゃみの回数連続して何回も出る数回で治まる
目のかゆみありなし
のどの症状かゆい、イガイガする痛い、腫れたような感じ
発熱ないことが多い。あっても微熱程度37~38℃まで上がることがある
悪寒なしあり
症状が強く出るタイミング朝方、昼頃~夕方1日中
期間花粉の飛散時期に起こる。飛散状況によっては2週間以上続くことも数日間

「花粉症かも?」と思ったら……

急に鼻水が出る、のどがかゆくなったなどの症状が出たら、まずは早めに医師の診察を受けましょう。花粉症と診断されたら、医師の指示に従い、処方薬の服用や生活での対策を行うことが大切です。

自分でできる対策としては、次の方法が有効的です。

メガネやマスクをする

外に出るときは顔にフィットするマスクやメガネを着用し、体内に花粉が入らないようにしましょう。また、花粉の飛散量がピークとなる昼過ぎから夕方の外出は、なるべく避けるのが賢明です。

写真:Adobe Stock
手洗い、うがい、洗顔をする

帰宅後はすぐに手洗いやうがいをし、花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。また、顔や髪を洗って、体に付いた花粉をしっかり落とすことも効果的です。

写真:Adobe Stock
花粉が付きにくい服を着る

花粉の付着を防ぐには、表面がツルツルとしたナイロンやポリエステル素材の服がおすすめです(写真左)。ウール素材は静電気で花粉を引き寄せやすく、繊維の目も粗いため、なるべく避けた方がよいでしょう(写真右)。

洗濯物は室内で干す

花粉の飛散時期に洗濯物を外で干すと、衣類に付着した花粉を室内に持ち込んでしまいます。部屋干しや乾燥機の利用で、花粉の侵入を防ぐ工夫をしましょう。

どうしても外干ししたい場合は、飛散量の少ない午前中に干し、取り込む前には衣類の花粉をしっかりと払うなどの対策を徹底してください。

写真:Adobe Stock

こんな記事も読まれています