2025年10月05日

インドネシア・日本の友好を祝う「Jak-Japan Matsuri 2025」が開催!

2025年9月27日~28日に、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ東駐車場広場にて「Jak-Japan Matsuri 2025」が盛大に開催されました。2009年の第1回から「Indonesia & Japan Always Together」をテーマに続けられてきたこのイベントは、インドネシアと日本の文化交流を象徴するお祭りとして毎年注目を集めています。

今年も日本文化を体験しながらインドネシアの魅力にも触れられる参加型のコンテンツが多数用意され、大いに賑わいました。

スタンプラリーで日本の各地をめぐろう!

Jak-Japan Matsuriでは、来場者たちがさまざまな体験を通じて日本文化に触れ、楽しく学ぶことができます。特に人気を集めたのが「日本を旅する」エリアです。

このエリアには14の県がブースを出展し、それぞれの地域の観光情報や特産品を紹介していました。青森県ではりんご飴の販売、岐阜県では県の名産品である美濃焼やさるぼぼ人形の展示、沖縄県では琉球衣装の試着体験が行われるなど、各ブースが県の多彩な魅力を発信しました。

会場ではさまざまなブースを回ってスタンプを集める「スタンプラリー」も開催。すべてのスタンプを集めると、ガチャガチャでイベントのオリジナルグッズと交換できました!

 Jak-Japan Matsuri 2025 のメインステージをエンジョイ!

メインステージでは、インドネシアと日本のアーティストがポップソングを披露。ダンスカバーや現地のアイドルグループによるパフォーマンスをはじめ、ソロやデュオ、バンド、さらにはオーケストラ演奏など、バラエティ豊かなステージが展開されました。

両国の伝統芸能も披露され、オマ・ウランレによる「ガンドゥルン」の舞や、「インドネシアよさこいオールスター」、和太鼓チーム「Umaku Eisha Shinka Indonesia ft. Nahadiko, Inobu Indonesia Samurai, Kira Kira Taiko」などの演奏が観客を魅了しました。

さらに今年は、特別ゲストとして「仮面ライダー」が登場!仮面ライダーブラックと仮面ライダーゼッツによる迫力あるアクションショーに、会場は特撮ファンたちの歓声に包まれました。また、日本の人気お笑いコンビ「すゑひろがりず」も初登場し、ユーモアあふれるステージで大きな笑いを誘いました。

イベントのクライマックスには、両国の著名なアーティストがステージに登場。1日目はDikta Wicaksono、岸洋佑、Serina、Jam Heads、JKT48によるスペシャルステージが会場を盛り上げ、2日目はMOCCAと加藤ひろあきのコラボや、神輿(みこし)のパレードで華やかに幕を閉じました。

神輿パレードと多彩な文化体験プログラム

日本の祭りといえば、やはり神輿パレードです!2日間にわたり、神輿が会場内を威勢よく練り歩いたほか、来場者が実際に神輿を担げる「Try Mikoshi」も実施され、熱い盛り上がりを見せました。会場中央では「盆踊り」が行われ、来場者は大きな山車(だし)の周りを踊りながら、夏祭り気分を楽しみました。

そのほか、日本語学習や就労情報を紹介するコーナー、文化ワークショップ、元プロ選手やコーチによる指導が受けられるサッカー・バドミントン・野球のスポーツ体験など、多彩なプログラムが実施。また、「おもてなしチーム」による折り紙教室や関西弁のレッスン、書道のワークショップ、桜の木のフォトブースなど、日本文化を身近に感じられる体験イベントも行われました。

2日間にわたって開催されたJak-Japan Matsuri 2025は、大盛況のうちに終了しました。笑顔と笑い声に包まれた会場は、まさにインドネシアと日本の友情を象徴する空間となりました。来年の開催が待ち遠しいですね!