2025年09月10日

インドネシアの情勢を受け、2つの日本フェスが延期に――新日程や払い戻し情報が発表

ジャカルタで開催予定だった日本文化の祭典「Impactnation Japan Festival 2025」と「Connext Japan Djakarta Ennichi」は、インドネシア政府への抗議デモの影響を受け、来場者の安全と安心を最優先に考慮した結果、正式に延期されることが発表されました。

Impactnation Japan Festival 2025は、2025年8月30日・31日にSKYGarden Senayan Parkで開催予定でしたが、2025年10月18日・19日に変更されました。主催者は、すでにチケットを購入した来場者に対し、以下の2つの選択肢を案内しています。

  1. 購入済のチケットをそのまま使用する場合
    イベント当日、来場者は会場のチケット売場で、所持しているチケットの種類に応じて入場チケットと引き換えることができます。 2Day Passチケットを持っている人は、2日通しの入場チケットと引き換えが可能です。また、1日券(Day 1 / Day 2)を持っている人は、イベントの7日前となる10月11日から、希望する日付を選択してチケットを引き換えることができます。
  2. 払い戻しを希望する場合
    アプリ「GOERS」および「TIPTIP」でチケットを購入した人は、払い戻しの申請が可能です。返金手続きは、専用フォームに入力する形で行われ、締切は2025年9月3日(水)22:00までとなっています。返金額は、チケット代金およびチケット税額に基づいて計算されます。

上記の2点に関する詳細は、イベント公式のSNSでも案内されています。また、1日あたりRp80,000で当日券が販売されます。これら2つのオプションに関する詳細は、「Impactnation Japan Festival 2025」のSNS投稿にて案内されています。

2025年9月6日・7日に開催予定だったConnext Japan Djakarta Ennichiは、2026年5月16日・17日に、ジャカルタ旧市街バタビア地区での開催に変更されました。

主催者がSNSで発信した情報によると、インドネシア国内の情勢が不透明な状況にあり、日本人を含む多くの来場者の心理的な安全を最優先に考慮した結果、日程の変更を決定したとのことです。

変更後の日程が2026年5月となった理由については、この時期がラマダン明けであること、さらにジャカルタ特別州の創立記念日とも重なることから、こうした祝祭と連動させることで、イベントをより一層盛り上げられると判断したと説明しています。 また、開催時期の延期により、主催者側も準備期間を十分に確保できるため、より充実した内容で来場者に楽しんでもらえるイベントを提供できる見通しです。

詳細情報は「Connext Japan Djakarta Ennichi」の公式SNSで確認できます。