2025年06月19日

ポップカルチャーイベント「Anime Festival Asia Indonesia 2025」がジャカルタで3日間開催!

6月6日(金)~8日(日)の3日間、ジャカルタ首都特別州のジャカルタコンベンションセンター(JCC)で、ポップカルチャーイベント「Anime Festival Asia Indonesia 2025 (AFAID2025)」が開催されました。2012年から続くこのイベントには、日本のポップカルチャーを愛するインドネシアのファンたちが数多く訪れ、さまざまな催しや魅力的なパフォーマンスを楽しみました。

AFAID2025では、多くのブースが出展するAkiba Town、日本の声優やバーチャルシンガーが出演するDay Stage、ライブやコンサートが行われるConcert Stageの3つのエリアが設けられました。最大のエリアの Akiba Town は、Akiba Stage、Creator Hub、Cosplayer Hub、Community Hub、 Game On、AFA Loungeなどに細かく分かれ、それぞれの場所でパフォーマンスの披露やファン同士の交流などが行われていました。

Akiba Stage では3日間連続で、地元のアイドルグループやDJ、ソロアーティスト、バーチャルYouTuber(Vtuber)などが出演。JKT48や日本のボーイズグループ LIENEL が参加し、会場は大いに盛りあがりました。

Akiba Town 展示ホールには、「MIKU EXPO  10th Anniversary」「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」「バンダイナムコ」「MANGA Plus by SHUEISHA」「POCO」「Phoenix Gramedia Indonesia」のほか、多数のガシャポンを用意した「Gashapon by Multitoys」などの魅力的なブースが並びました。

また、運だめしをして公式グッズをゲットできる「AFA Shrine」や、AFA Singapore 2025のチケットが当たるスタンプラリーといった、新しい展示も登場。「Meizu × Shadow Corridor」のお化け屋敷では、日本らしいホラー演出とスリリングな体験が味わえました。

現地のコスプレイヤーと直接交流ができるCommunity Hubステージには、さまざまなパフォーマンスが披露されるミニステージも設置。「Little Harmony Orchestra」や「AFA’s Got Talent」に登録した来場者たちが出演したほか、インドネシア人イラストレーターがイラストを描きながらトークショーをする「Live Digital Drawing」や、ゲーム大会が行われました。

ステージの近くにはスナックや軽食を提供するフードストリートもあり、来場者たちはおいしい食べ物を楽しみながらパフォーマンスを観覧していました。グリコウイングス社(Glico Wings)のブースでは、何千本ものアイスクリームが無料で配布されました。

6月8日(日)には、Akiba Townの見どころとも言えるイベント「AkibaCos Matsuri」が開催。事前審査を通過した15人のインドネシア人コスプレイヤーがAkiba Stageで最高のパフォーマンスを披露し、マレーシア人コスプレイヤーのYingTze、タイ人コスプレイヤーのThames Malerose、香港人コスプレイヤーのBaoBao、中国人コスプレイヤーのWeian Vannなどの有名なコスプレイヤー審査員の前で競い合いました。

Pemenang AkibaCos Matsuri 2025

Day Stageでは、浦和希、若山詩音、桑原由気、上坂すみれ、天城サリー(デジタル声優アイドルグループ「22/7」のメンバー)といった日本の人気声優や、バーチャルシンガーのKAFやRIM、fhánaのボーカル・towanaなどによるトークショーが行われました。そのほかにも、ファンたちがアーティストと直接会話できる「ミート&グリート」セッションや、最新アニメの上映会も実施されました。

Concert Stageでは、日本の有名アーティストによるライブが開催。6月7日(土)には、Daoko、藍井エイル、DEMONDICE、TeddyLoidらが日本のアニメ主題歌を歌う「I LOVE ANISONG」が行われました。最終日の夜には、東京アジアオーケストラやジブリ映画の主題歌を歌うシンガーがスタジオジブリの曲を演奏する音楽コンサート「The Music of STUDIO GHIBLI Original Singer Symphony」が開催。ステージを幻想的な世界に染め上げ、イベントを締めくくりました。