2024.12.13 up

12月13日は「すす払いの日」

12月13日は「すす払いの日」です。
「すす払い」とは、1年分のすすやホコリを払って家を清める、現代における大掃除のような習慣です。平安時代から宮中行事として存在しており、江戸時代以降は旧暦の12月13日に行う年中行事になりました。

すす払いは、単にその年の汚れを掃除するだけでなく、新年の神様である「年神様」を迎える準備としての意味も込められています。そのため、神社仏閣では歳末の恒例行事として現代も残っています。

またこの日の習慣のひとつに、門松に使う松やおせち・お雑煮の調理に使う薪を山へ取りに行く「松迎え」というものもあります。このように新年を迎える準備が始まる日であることから、12月13日は「正月事始め」の日とも呼ばれています。