12月3日は「カレンダーの日」

12月3日は「カレンダーの日」です。
カレンダーの業界団体である全国団扇扇子カレンダー協議会と全国カレンダー出版協同組合連合会が制定しました。

日付は、1872年に明治政府が太陰太陽暦から太陽暦（グレゴリオ暦）への改暦を発表し、太陰太陽暦では「1872年12月3日」だった日付が、この時からグレゴリオ暦が導入されて「1873年1月1日」になったことが由来です。

太陰太陽暦は月の満ち欠けに合わせて1ヵ月間の日付を決める暦ですが、欧米との統一を図るために太陽暦が導入されました。太陽暦を導入したことにより、文明国家の仲間入りをアピールすることができました。また、逼迫していた政府財政の回復を狙ったという説もあり、人件費が２ヶ月分削減されました。しかし、庶民の暮らしの中では太陰暦を使用していることが多く、昭和22年の調査では太陰暦と太陽暦を併用して使っていると答えた人は44％に上っています。