12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」
12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」です。
1990年のこの日、当時TBSに所属していたジャーナリスト・秋山豊寛氏が日本人初の宇宙飛行に成功しました。
秋山氏はモスクワ郊外にある宇宙飛行士訓練センターで訓練を実施し、打ち上げ前日の12月1日に国家審査委員会から宇宙飛行士の承認を受けました。彼を乗せたソビエト連邦の「ソユーズTM-11号」は無事打ち上げに成功し、初の日本人宇宙飛行士が誕生しました。
また、秋山氏は世界で初めて宇宙に行ったジャーナリストでもあり、宇宙船の打ち上げ時・帰還時には特別番組が放送。打ち上げ時の視聴率は36%を記録し、多くの人が彼の挑戦を見守りました。宇宙空間に到達した最初の生中継で、アナウンサーからの呼びかけに対して「これ、本番ですか?」という第一声を発したことは広く知られています。
宇宙に滞在中の秋山氏は「乗組員兼ジャーナリスト」として、宇宙での日常生活のリポートや自らを被験者とした宇宙実験の模様を報道しました。