10月16日は「国消国産の日」
10月16日は「国消国産の日」です。
この日は国連食糧農業機関(FAO)が定めた「世界食料デー」であることから、日本の国産農産物の消費を通じて食料や農業の実態・課題への理解を深め、農業を応援する人を増やしたいという願いを込めて一般社団法人全国農業協同組合中央会(JA全中)が制定しました。
国消国産とは、「国民が必要とし消費する食料はできるだけその国で生産する」という考え方のことです。JAグループはコロナ禍で消費者の意識が変わったことなどを踏まえ、この言葉をキーメッセージとして「食」「農」「地域」の重要性に関する情報発信に取り組んできました。
日本は食料の多くを輸入に頼っており、農家や農地の数も減っているため、もし輸入が止まったら食料不足に陥るリスクを抱えています。国消国産は、こうした現在の状況を打破して日本の食の未来を守るためにも重要な考え方だと言えるでしょう。