インドネシア最大規模の日本ポップカルチャーイベント「IMPACTNATION Japan Festival」が今年も開催！

7月20日(土)から21日(日)、ジャカルタ・スナヤン地区のイストラ・ゲロラ・ブン・カルノで、日本のポップカルチャーイベント「IMPACTNATION Japan Festival 2024」が開催されました。2015年の初開催以降、コロナ禍も重なったことでしばらく開催の縮小や見送りもあった本イベントですが、2022年からインドネシア最大級のイベントとして再開。今年の開会式では、お神輿とよさこいによるパレードが行われ、初日から多くの来場者を魅了しました。

「IMPACTNATION Japan Festival 2024」には、京都や大阪、東京といった日本の都市名を冠したイベントエリアが用意されました。中でも注目を集めたのは、京都エリアのメインステージ、名古屋エリアのコミュニティステージ、そして東京エリアのコンサートステージです。京都エリアのメインステージでは、地元インドネシア発のアイドルグループ「少女コンプレックス」や、インドネシア在住のシンガーソングライターである加藤ひろあき、ミュージシャンの財部亮治など、日本はもちろんインドネシア国内で活躍しているアーティストたちが一堂に会しました。さらに、日本のアイドルグループ「AKB48」からも6人のメンバーがゲスト出演。圧巻のパフォーマンスを披露し、会場は大いに盛り上がりました。

名古屋エリアのコミュニティステージでは、日本クラブ主催のカラオケコンテスト「夏の声」とコスプレ大会が開催。カラオケコンテストでは日本のアニメ主題歌やJ-POPが歌われ、コスプレ大会では漫画やゲームの登場キャラクターに扮したコスプレイヤーたちが続々と登場しました。そのほかにも、会場周辺のブースにはクリエイターによる数多くのアニメ・マンガ作品も展示され、作品を購入する方たちが殺到しました。

東京エリアのコンサートステージでは、地元アイドルのパフォーマンスや様々なコンテストに加え、DAOKO、センチミリメンタル、ヒグチアイ、崎山蒼志、ロクデナシ、Nobodyknows+など、日本の著名アーティストによるコンサートも開催。参加者はペンライトを手に持ち、時にはアーティストとともに熱唱するなど本イベントで特に大きな盛り上がりをみせました。

2日間の開催となったIMPACTNATION Japan Festival 2024。日本のポップカルチャーファンが待ち望んでいたこのイベントは大盛況のうちに終了しました。