7月23日は「米騒動の日」
7月23日は「米騒動の日」です。
1918年の7月22日の夜から23日にかけて富山県魚津の主婦達が米の県外移出を防止する集団行動を起こしました。
1914年の第一次世界大戦の影響で物価が上昇し、さらに都市部の人口増加や米商人の買い占めや売り惜しみによって米価が急騰しました。米価高騰に苦しんだ漁師の主婦たちが米倉庫前に集合し、米の県外への積み出しを止めて地元住民に販売するよう要求、そして米の搬出は中止されました。
この件が新聞で報道されると、全国で運動が波及し、政府は警官や軍を派遣し、報道規制も行うようになりました。しかし報道規制に対する反発は、後に言論報道の自由を要求する運動へと発展していきました。