特定技能プログラムとは
日本政府は2019年4月1日に「特定技能(Specified Skilled Workers)」プログラムを開始しました。これは日本で働きながら、居住したい外国人労働者向けに導入された資格で、日本の労働力不足に対処する目的もあります。
2024年2月時点で特定技能プログラムは、12の特定の産業分野を対象としていました。その12分野は以下の通り:
1. 介護 業
2. ビルクリーニング 業
3. 産業機械など製造
4. 建設業
5. 造船・舶用工業
6. 自動車整備業
7. 航空業
8. 宿泊業
9. 農業
10. 漁業
11. 飲食料品製造業
12. 外食業
また、特定技能は特定技能1号と特定技能2号の2つに分かれています。特定技能2号は特定技能1号よりも高度なプログラムですが、対象の産業分野に大きな違いはなく、介護分野が唯一特定技能1号のみとなっています。
新たな4分野を追加予定
日本政府は新しい産業分野の追加を検討しています。検討されている4つの産業分野は、自動車運送業、鉄道、林業、木材産業です。これらの新しい分野は、特定技能1号と2号の両方に含まれる可能性があります。
4つの新しい分野の追加に加えて、産業機械など製造分野に繊維や印刷などの業務を追加し、飲食料品製造分野にスーパーでの食品加工を追加することも検討しています。