7月15日は「お盆の日」
7月15日は、「お盆」の日です。お盆は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を省略した言葉で、祖先の冥福を祈る仏事のことを言います。起源はサンスクリット語の「ウランバナ」です。
「7月15日に色々な飲食を盆にもって、大勢の人たちに供養すれば、その功徳によってご先祖様が苦しみから救われ、今生きている人も幸福を得ることができる」というお釈迦さまの言葉が由来だと考えられています。
「迎え火」を焚いて先祖の霊たちを迎え入れ、精霊棚に供物をお供えします。その後、僧侶を呼んで読経してもらい、お墓参りをします。最後に「送り火」を焚いて、もてなした先祖の霊たちを送り出します。
地域によっては新暦の日付に合わせて、一ヶ月遅れの8月15日頃に行われる場所もあります。