7月13日は「盆迎え火の日」
7月13日は、「盆迎え火」の日です。「お盆」は、夏の時期に行われる祖先の霊をまつる日本の行事です。
古くから旧暦(太陰暦)の7月に行われていましたが、明治時代に暦が変わり、現在では旧暦から30日ほど日付がずれた8月に行われる地域も多くなっています。
「盆迎え火」では、家に帰ってくる先祖や亡くなった人の霊が迷わないよう、玄関先などで火が焚かれます。焙烙と呼ばれる素焼きの小皿に、オガラ(皮を剝いた麻)を載せて燃やし、目印とするのです。最近ではマンションなどで迎え火を焚くことができない家庭も多いため、火の代わりとして、提灯に電灯を灯したりする場合もあります。