2023.06.09 up

日本の新卒者の就職率が97%に達する

日本のほとんどの教育機関や企業は、学年度と事業年度が4月に始まります。厚生労働省と文部科学省は、今春に卒業した日本の大学生の就職率は97.3%になったと発表しました。前年に比べると1.5ポイント増加し、3年ぶりに上昇しました。これは新型コロナのパンデミックが落ち着き、経済が回復しつつあることの兆しであると考えられます。

調査は公立や私立の62の大学の卒業生を対象として行われました。社会科学や芸術の学位を持つ学生の就職率は1.7ポイント増の97.1%、科学分野の学位を持つ学生の場合、就職率は0.7ポイント増の98.1%となりました。

地域的にみると、中国・四国地方が最も高い就職率を記録し、98.6%となりました。前年に比べると6.4ポイントの増加です。東京を中心とする関東地方が2位で、就職率は98.4%となり、1.7ポイントの増加となりました。