コロナ前の状態に戻った大相撲五月場所が終了
大相撲五月場所が5月14日から5月28日まで行われました。新型コロナウイルスの位置づけが「2類相当」から季節性のインフルエンザと同等の「5類」となったため、今場所は観客数の制限無しで行われました。場所中は観客席が満員となり、日本人だけでなく、外国からも観客が押し寄せました。
五月場所はケガから復帰したばかりの横綱・照ノ富士(31歳)が6場所ぶり8度目の優勝を果たしました。2022年10月に膝の手術を受け、3場所連続で休場していましたが、今場所は14勝1敗という見事な成績を残しました。
照ノ富士は伊勢ヶ濱部屋所属の力士です。2011年に初土俵を踏んだ照ノ富士は、2014年に新入幕を果たし、2021年には第73代横綱に昇進しました。2023年6月5日現在、唯一の現役横綱です。
照ノ富士は優勝インタビューで「やっぱり場所が始まってから15日間はしっかりと戦う気持ちで始まったし、途中で優勝は決まったけど最後まで気を抜かず頑張っていこうと思っていた」と語っています。