2023.04.10 up

日本の猫の特別身分証明書!

奄美大島の家猫たちは、人間の身分証明書に似た「マヤニャンバーカード」をもらうことになりました。このカードは、社会保障や税金の目的ではなく、世界遺産に指定された希少野生動物の保護のために使われます。このカードは、4月から5つの市町村によって発行され、避妊手術を受けた猫たちを対象にしています。関係者は、猫を飼い主の部屋に閉じ込めるように促し、野良猫の数を減らすことを期待しています。

マヤ・ニャンバー・カード|写真:Asahi.com

この島では野良猫が長年の問題となっています。野良猫たちはアマミウサギや他の貴重な希少種を狩り、アマミウサギの継続的な保護を目的として当局が野良猫を捕獲する必要があります。

「マヤ・ニャンバー・カード」、猫の身分証明書

「マヤ・ニャンバー・カード」のアイデアは、中央政府が発行するマイナンバーカードに触発されました。しかし、「マイ」は、地元の方言で猫を意味する「マヤ」に変えられ、「ニャンバー」は猫の声に似た「ニャン」の言葉遊びです。このカードは、猫の身分証明書となります。

この猫の身分証明書には、名前、住所、毛色、緊急連絡先の番号、そして飼い主の猫に対する誇りと愛情を高めるであろう猫の写真など、猫の詳細情報が記載されます。ただし、この身分証明書を持つには、猫は規則に従って登録される必要があります。すなわち、身分証明のためのマイクロチップの埋め込み、避妊手術の実施、常に室内で飼われる必要があります。また、毎枚1,000円の費用が必要です。

それだけでなく、登録された猫の飼い主に多くの利益を提供しています。例えば、猫の里親情報や写真展や猫のイベントに招待されること、さらには魅力的な賞品のある年次抽選会を開催することが含まれます。実際、市議会は登録された猫の飼い主に利益を提供するために協力してくれる店舗を探しています。