4月8日は「忠犬ハチ公の日」、渋谷のアイコンになったアキタ犬
日本に興味のある人なら、多くの人がハチ公(ハチコウ)という名前を聞いたことがあるでしょう。アキタ犬のハチ公は、飼い主である上野英三郎博士に対する忠誠心で有名です。上野博士が亡くなった後も、ハチ公は渋谷駅で待ち続け、その話は多くの人を感動させ、結局「ハチ公の日」が毎年4月8日に忠誠心を祝うために定められました。
「忠犬ハチ公の日」の起源
日本では、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会によって「忠犬ハチ公の日」が毎年4月8日に記念になり制定されています。
ハチ公は1923年に生まれた秋田犬で、大舘で生まれ、列車で 渋谷に連れて来られ、上野英三郎博士と出会いました。生きている間、ハチ公は常に上野博士が東京帝国大学での授業の後に渋谷駅で迎えに行くことになり、上野博士が脳出血で急死した後も、ハチ公は常に飼い主を待ち続けました。
ハチ公の忠誠心は多くの人を感動させ、新聞で取り上げられ、多くの人々が彼のために像を建てるようになりました。最終的に、安藤照によって制作された銅像が1934年4月8日に渋谷駅前に設置されました。ハチ公は生涯を銅像のそばで過ごしました。1935年3月8日、ハチ公は息を引き取り、飼い主と一緒に青山墓地に埋葬されました。
ハチ公の死亡日は3月8日ですが、ハチ公像の設置日である4月8日が「忠犬ハチ公の日」として選ばれました。
ハチ公100年記念
2022年以来、大館市と渋谷区の6つの団体が協力して、「HACHI100プロジェクト」を立ち上げ、ハチ公の100周年を祝います。2023年11月には、ハチ公の誕生日100周年を記念する特別イベントが計画されています。
さらに、HACHI100プロジェクトは、渋谷のエクセルホテル東急と共に、「はちくんメニュー」というコラボレーションメニューを発表し、ハチ公100周年を祝います。秋田県大館市の観光キャラクターである「はちくん」のモチーフで制作された限定6種類のメニューが用意されています。
用意された6つのメニューには、ホテルラウンジにあるエスタシオンカフェで楽しめる5つの料理(2つの食事と3種類のカフェラテ)と、持ち帰り可能な「ガトーフロマージュハチクン」が含まれています。この限定版「ハチ公メニュー」は、2023年2月23日から12月31日まで楽しむことができます。