2023.04.06 up

「オーバーツーリズム」により、イリオモテヤマネコが絶滅の危険に

「イリオモテヤマネコ」という西表島に生息する固有種であるのねこを保護するため、沖縄県政府はオーバーツーリズムを防止するため、1日あたり1,200人の観光客に制限することを決定しました。西表島の人口はわずか2,400人ですが、毎年約30万人の観光客が訪れていました。新たな制限により、年間の観光客数は3万3,000人に制限されることになります。

Kucing liar Iriomote
イリオモテヤマネコ|写真:Emiko Jozuka and Lilit Marcus, CNN

季節によって観光客が激増するため、水不足や交通事故が発生して、保護されている日本の野良猫数匹が死亡する原因となっています。この制限はまだ公式のルールではありませんが、現地の政府は旅行会社に働きかけて、オーバーツーリズムの問題に対処するための協力を求めることで、対応を進めることにしました。

西表島は、美しさで知られ、スノーケリング、ダイビング、泳ぎ、ハイキングなどの観光アクティビティが提供されています。また、他の日本の島々に比べて台湾にもっと近く、一年中暖かい気候が特徴です。