2023.03.18 up

3月18日は点字ブロックの日!

視覚障害者が安全に歩行できるよう、足裏の触感覚で認識できる突起が表面につけられた、地面や床面に敷設されているブロック(プレート)が、点字ブロックです。点字ブロックは、視覚障害者を誘導するために用いられます。世界初の敷設された点字ブロックは日本とのことを知っていますか?

岡山県視覚障害者協会によると、点字ブロックは1965年に三宅精一氏によって開発されました。初めての点字ブロックが敷設されたのは、1967年3月18日に岡山県立岡山盲学校の近くでした。1990年頃から、世界中で点字ブロックが設置され始めました。当初、日本工業規格は点字ブロックの色を規定していませんでした。しかし、視覚障害者からの要望により、統一された色を希望する声が出され、金色が採用されることになりました。その理由は、金色が視覚障害者にとって派手な色だからです。

Braille Blocks Pertama di Jepang | Photo from: netlab.click
日本初の点字ブロック|写真:netlab.click

2012年に、日本工業規格で点字ブロックの国際規格が決定されました。規格により、点字ブロックには、2つの形状の規格があります。1つは案内のための線状ブロックパターンで、道を案内するために敷設されます。もう1つは注意のための点状ブロックパターンで、危険な場所で敷設されます。

Braille block (with pedestrian) | Photo by: masa92
点字ブロック|写真:masa92

視覚障害者にとっては、点字ブロックは非常に役立つ施設ですので、ちゃんと守りましょうね!