アニメ『NARUTO』『BORUTO』の世界を楽しめる!富士急ハイランド「富士 木ノ葉隠れの里」をレポート

富士山のふもとに位置する山梨県の遊園地・富士急ハイランド。“世界一”のアトラクションを数多く備えるこのテーマパークには、大人気アニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の世界が体験できる「富士 木ノ葉隠れの里」があります。「Japan View」編集部のインドネシア人スタッフ・ララが、このエリアの魅力をレポートします!
スタッフプロフィール:Rara(ララ)
2001年生まれ、ジャカルタ出身のwebデザイナーです!2023年に大空出版に入社し、ジャカルタ支部で働いていましたが、今年の2月からは東京事務所に転勤し、「Japan View」の編集を行なっています。趣味はホラー漫画を読むことで、特に伊藤潤二の作品が好きです。日本には面白い文化や楽しいお祭りがたくさんあるので、インドネシアの人たちに紹介していきたいです!

この記事の目次
3Dシューティングライド「科学忍具道場」で“忍”の適正をチェック!
最初に訪れたのは、3Dシューティングライド「科学忍具道場」。3Dメガネをかけて4人用のライド“木ノ葉号”に乗り、繰り出される的を忍術で撃つアトラクションです。私も早速挑戦しました!

まずは操作説明を兼ねたトライアルから始まり、その後は徐々に難易度が上がっていくステージを攻略します。ターゲットの動きに沿ってライドが走行し、3Dならではの没入感とリアリティをより一層高めてくれます。
カカシ先生をはじめとする忍者の先輩や先生たちが丁寧に教えてくれるので、気分はまるで忍者学校(アカデミー)の生徒!ライドに乗りながらキャラクターたちの個性的な忍術を楽しめる、ワクワクする体験ができました。



©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
ゲーム終了後には、スコアと忍(しのび)の適正を確認できます。まるで自分の忍者スキルが試されているかのような感覚になり、高得点を目指して夢中になってしまいました!
気になる結果は、まだまだ駆け出しの「アカデミー級」。最高クラスの火影級になるには修業が必要です……。

螺旋丸を放てるコーナーも!忍術を再現した写真が撮れる「忍術修練所」
続いて訪れたのは、さまざまな忍術を体験できるミュージアム「忍術修練所」です。2024年にリニューアルし、写真や動画が撮影できるフォトスポットが設置されました。
館内に入ると、四代目火影のミナトがお出迎え。順路に沿って、特別映像を見られる部屋や忍術体験のコーナーを回ります。

一番人気のフォトスポットは、螺旋丸ゾーン!ナルトの代表的な忍術である“螺旋丸”を放つ写真が撮れるだけでなく、「螺旋丸!」と叫ぶと光る玉が声や動きに反応してエネルギーが溢れるように輝く仕掛けも隠されています。本当に術を放っているかのような臨場感が味わえて、自分がまるで忍者修業をしているかのような気持ちになれます!



そのほかにも、サスケとバトルをしたり、我愛羅やサクラとともにポーズを取れたりするコーナーもあり、時間を忘れて楽しむことができました。





屋外にも見どころがたくさん!巨大なガマ吉やカカシ先生たちと写真を撮ろう
「富士 木ノ葉隠れの里」には、屋外にもたくさんのフォトスポットが設置されています。中でも目を引くのは、ナルトの口寄せガマ“ガマ吉”の巨大なモニュメント。高さが約4メートルもあり、思わず見上げてしまうほど大きいです。

ナルトと一緒に口寄せのポーズをとって写真を撮ることができるので、観光客にも大人気のスポットとなっていました。

それ以外にも、至るところに『NARUTO』のキャラクターが佇んでいます。壁に寄りかかって本を読むカカシ先生や将棋をさすシカマル、焼き鳥をつまみにお酒を飲む綱手など、作中で見かけた姿を現実でも見られるので、まるで木ノ葉隠れの里に訪れたかのような気分を体感できました。神社をイメージした“里の社”もあり、日本ならではの雰囲気も味わえます。




「ラーメン一楽」 でナルトたちが食べていたあのラーメンを実食!
アトラクションや写真撮影を楽しんだ後に一息つきたい……。そんな時にお勧めなのが、ナルト行きつけのラーメン屋を再現した「ラーメン一楽」です。ここでは、作中に登場するラーメンを実際に味わえます。

メインメニューは、味噌とんこつとしょうゆとんこつの2種類から選べる「一楽らーめん」、万華鏡写輪眼の味玉が付いた「サスケの“豪火球”辛味噌らーめん」、大量のチャーシューがのった「ナルトスペシャル!チャーシューめん大盛りなると付き」の3つ。その他、時期に合わせてコラボメニューが登場します。今回私は、味噌とんこつの一楽らーめんをいただきました!

定番の一楽らーめんは、深いコクと旨みが凝縮されたスープと、歯ごたえのある細麺が調和した本格的な味わい。チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト、海苔といった具材が絶妙なバランスで組み合わさり、心温まる一杯に仕上がっています。
中でも印象的なのが、「一楽」という漢字がプリントされた海苔。ファンとしてはたまらない、細部までこだわった演出がなされています。なお、このラーメンは豚骨ラーメンなので、ムスリムの方はご注意ください。
店内の装飾も作品を思わせるものとなっており、待ち時間も写真を撮りながら楽しく過ごせます。


オリジナル景品がもらえるゲームコーナーや限定グッズが買えるお土産処も!
そのほかにも、楽しいコーナーが盛りだくさん!エリア内のスポットを順番に紹介します。

「ゲーム処 忍術カーニバル」では、カエルが乗った台をハンマーで叩き皿の上に飛ばす「口寄せ!カエル飛ばし」、手裏剣を投げて穴に入れる「狙え!手裏剣投げ」、ボールを転がして金の皿の上に乗せる「操れ!螺旋丸」の3つのゲームが楽しめます。どのゲームも3回のうち2回成功すれば、オリジナルのぬいぐるみがもらえますが、難易度はかなり高めとのこと。

私はこのうちの「口寄せ!カエル飛ばし」に挑戦し、1回目でカエルを皿の上に乗せることができました!ハンマーを振るときのコツは、とにかく迷わないことです。力強く自信を持って打つことで、運が味方してくれるかもしれません。


テイクアウト専門の「串焼きQ」では、山梨県産の銘柄鶏を使った長さ20cmの巨大な焼き鳥や、潰したお米を串に刺し、甘辛い味噌タレを塗って焼く郷土料理「五平餅」などが楽しめます。山梨ならではの味を楽しみながら園内をゆったり巡れるので、小腹が空いたときにお勧めです。



お土産処では、ここでしか買えない限定グッズを多数取り揃えています。一番人気は、ナルトが作中で使用しているカエル型のコインケース。忍たちが付けている額当てをイメージしたキャップ帽や、日本ならではの湯呑みといったグッズも好評だそうです。




そのほかにも、360度広がる映像や音楽に合わせて座席が揺れるVRアトラクション『幻影劇場』や、園内で楽しめる脱出ゲームなどが用意されています。

『NARUTO』『BORUTO』の世界観を見事に再現したこのエリアは、忍者風の建築物や忍術体験ができるアトラクション、至るところに点在するキャラクターの像など、歩き回るだけでもワクワクする要素が満載です。どの場所も丁寧に作り込まれており、ナルトたちが暮らす世界に入り込んだ感覚を味わえます。
エリアのオープンから5周年を迎え、ますます国内外からの注目が高まる「富士 木ノ葉隠れの里」に、皆さんもぜひ足を運んでみては?




