2025年07月09日

KADATUAN KOFFIE:ワインの醸造技術を応用して西ジャワコーヒーの複雑な旨みを最大限に引き出す

ユニークな味わいの西ジャワコーヒーを世界中の人に知ってほしい

西ジャワ周辺で生産された有機栽培のコーヒーを販売する、インドネシアのコーヒーブランド・KADATUAN KOFFIE(カダトゥアン・コーヒー)。「日本に住む人々にも西ジャワコーヒーの魅力を知ってほしい」という思いから、日本法人のKADATUAN KOFFIE JAPANを設立して、インドネシアの味を世界に広める取り組みを行なっている。

高地にあり、多様な森林生態系を持つ西ジャワで育ったコーヒーは、個性豊かな風味があることで知られている。その味わいは世界中のコンテストで高い評価を得ており、2024年にアメリカ・シカゴで開催された「ワールドブリュワーズカップ2024(World Brewers Cup 2024)」では、バリスタたちが使用する豆としても採用された。

KADATUAN KOFFIEでは、そんな西ジャワコーヒーの魅力をさらに引き出すために、湿式(ウォッシュド)と乾式(ナチュラル)の2つの処理方法を採用。乾式処理ではワインの醸造技術を応用した「カーボニック・マセレーション」を取り入れ、二酸化炭素が豊富な密閉環境でコーヒーチェリーを発酵させることで、ワインのような深い味わいを引き出している。豆に合わせて最適な加減で発酵させるため、苦味や酸味だけでなく、フローラルな香りやチョコレートのような甘味を感じられるのが特長だ。

このコーヒーを飲んだユーザーからは「今まで体験したことのない個性豊かな味わいだ」と評価を受けていて、中にはその複雑な旨みを“味の裏に味がある”と表現する人もいるという。

ベリーのような味わいやシナモンのような香りが楽しめるフレーバーも

人気のフレーバーは、ベリーのような甘味と酸味が感じられる「ハウスブレンド ピュア アラビカ」、シナモンのような風味が特長の「アラビカ 西ジャワ シングルオリジン」、ほどよい苦味と豊かな香りが味わえる王道の「ハウスブレンド アラビカ-ロブスタ」の3種。どのフレーバーも豆本来の個性を生かしながら、繊細かつバランスのよい風味を引き出している。

今後もバリエーション豊かなフレーバーを販売していく予定で、現在はハンドドリップやサイフォンでコーヒーを淹れるユーザー向けに、フローラルな香りが特徴のコーヒーも開発中だ。

また、KADATUAN KOFFIEではSDGsに向けた取り組みも積極的に行なっていて、生態系を損なわない栽培方法を活用している。そうした姿勢がインドネシア貿易省から評価され、6月9日~15日に大阪のインドネシア大使館で行われた大阪万博(World Expo Osaka 2025)のビジネスフォーラムにも、インドネシアの注目すべき中小企業の一つとして出展した。

さまざまな面から、国内外で注目を集めているKADATUAN KOFFIE。創業者であるテガール・ディティア(TEGAR DITYA)さんは、「ユニークな味わいのコーヒーを通じて、世界中の方々にインドネシアの温かく素朴な文化を楽しんでいただきたい」と語る。

これまでのコーヒーにはない新たな味を探求してみたい人や、豆本来が持つ個性豊かな味を楽しみたい人は、ぜひ一度KADATUAN KOFFIEのフレーバーを体験してみてはいかがだろうか。

KADATUAN KOFFIE JAPAN

<オンラインストア>
インドネシア:www.kadatuankoffie.id
日本: http://kadatuan.official.ec

<試飲ができる場所>
インドネシア:西ジャワ州バンドン市トゥランガ地区カラウィタン通り48
日本:神奈川県川崎市高津区諏訪2-2-3-1