東海

TOKAI

概要

豊田市や浜松市を中心に、モノづくりを行う世界的な企業が集まる

白川郷には日本の古い農村の景観や文化が保存されている

愛知県は海外からの技能実習生が多く住み、活躍している

地理

日本列島のほぼ真ん中に位置し、太平洋に面したエリアです。最も大きな都市は、愛知県の名古屋市。そのほか、豊田市(愛知県)、岐阜市、岡崎市(愛知県)などが主要な都市として挙げられます。
沿岸部には、東京と大阪を結ぶ東海道新幹線のほか、主要な幹線道路である東名高速道路・名神高速道路が通っています。東京から名古屋までは新幹線を使用して最短約1時間半。岐阜へは新幹線から在来線へ乗り換え、約2時間です。

自然

地形や海からの距離で気候が異なるため、訪れる場所と季節に合わせた服装が必要です。岐阜県の山間部(飛騨地方)は冬の雪が多い一方で、同じ岐阜県の平野部(美濃地方)にある多治見市は、夏の気温が上がりやすく、最高気温が40℃を超えるなど酷暑となります。
東海地域では大地震発生の可能性が高いと考えられています。そのため、「地震防災対策強化地域」に指定されており、国の計画の下で対策が進められています。

観光&文化

愛知県の豊田市や、静岡県の浜松市を中心に、自動車や楽器などのモノづくりを行う世界的な企業が集まっています。その一方で豊田市は約7割の面積を森林が占めており、自然の豊かさを残す地域でもあります。さらに「環境モデル都市」として、低炭素社会の実現を目指した取り組みを行っています。
岐阜県の飛騨地方には、日本の古い景色が残されており、多くの観光客が訪れます。高山市は「小京都」と呼ばれ、日本の古い町並みが残り、外国人の旅行者にも人気のスポット。また、ユネスコの世界文化遺産に登録されている白川郷も飛騨にあります。白川郷には、日本の古い農村の景観や文化が残されています。

外国人コミュニティー

東海地方では愛知県に在留外国人が集中しており、特に技能実習生が全国でみても非常に多く住んでいます。国籍はブラジル、中国、フィリピンが多いです。そうした背景から、愛知県では、多文化共生社会の実現を目指す動きが活発になっており、在留外国人向けの日本語教育や多言語での生活相談窓口を充実させています。