沖縄

OKINAWA

概要

独特で豊かな自然・琉球文化が人気の観光地

観光の移動には車があると便利

沖縄在住者の100人に1人は外国人

地理

沖縄県は日本の本土と東南アジアとのほぼ中央に浮かぶ150以上の島々で構成されています。県庁所在地は沖縄本島にある那覇市。そのほか、沖縄市や、うるま市、浦添市などが主要な市です。那覇市にある那覇空港から東京の羽田空港までは約2時間半です。
沖縄本島内の移動は、那覇空港から浦添市まではモノレール「ゆいレール」が通っていますが、観光にはタクシーまたはレンタカーを手配した方が便利です。各離島は本島からフェリーでアクセスできます。

自然

沖縄は亜熱帯気候に当たります。1年の平均気温は23℃前後。最も気温が下がる1月も、平均気温は例年15℃を超えます。四方を海に囲まれているため天気が変わりやすく、台風や雨が多いことも特徴です。
温暖な気候と雨は、沖縄に豊かで独特の自然環境を作りました。ヤンバルクイナ・イリオモテヤマネコなどの固有種が多く生息することから「東洋のガラパゴス」「生物の宝庫」ともいわれています。

観光&文化

サンゴ礁のある美しい海や、独特の生態系を守る自然環境はもちろん、伝統や文化をめぐる観光も人気です。沖縄にはかつて「琉球」と呼ばれた王国があり、日本だけではなく、東南アジアや中国の影響を受けていました。舞踊や音楽、工芸品など、沖縄でしか見ることができない独特の伝統や文化が現在も残されています。
また、太平洋戦争の後、沖縄県は1972年までアメリカの統治下にあり、現在も米軍基地が置かれています。そのため、アメリカ文化の影響も受けました。コザや北谷(ちゃたん)ではアメリカ風の街並みが見られ、スパムやタコライスといった独特の食文化も生まれました。

外国人コミュニティー

沖縄には在留外国人が多く住んでおり、2018年の調査では沖縄在住者の100人に1人は外国人。出身は米国、中国、フィリピンといった国が多く、その影響で英語が通じる人が多いといわれています。
また、増加傾向にある外国人観光客に対応するため、航空便や船便などインフラ面の整備も進められています。